元コンビニ店員が語る、深夜バイト

こんにちは。 最近爆裂に肩がこっているdaisukeです。

さて、前回の記事と引き続き僕のバイト体験話になってしまいますが
今回はタイトルにもあるようにコンビニバイトのお話です。

僕は最初の留学前に約1年間、留学後に約1年間深夜のコンビニで働いていました。
ただ、最初に働いたお店が閉店したり、次のバイト先のオーナーが二店舗持っていたりしたので合計でいうと二年の間に4つのコンビニで働いていたことになります。まぁすべてセブンイレブンなので環境はほとんど変わりませんでしたが。

今やほとんどの人が狂ったように利用するコンビニ。
今回は元店員目線でいろいろ語っていきます。

☆どんな仕事?

レジ打ち、品出し、公共料金の支払い、宅配便受付、揚げ物、検品、掃除…などなど
パッと思いつくだけでも無限に湧き出てくる多くの作業を時間と戦いながら器用にこなしていく仕事です。

もっとわかりやすく言えば「現世で最も簡単にアクセスできる地獄」です。

詳しい業務内容は載せられませんが滅茶苦茶に大変だという事だけ伝わればいいです…オエ

☆お客様

僕は合計4店舗で働いていたと先ほど述べましたが、すべて深夜バイト(22:00~翌8:00)だったので昼間の業務の経験はあまりないのですが

(おそらく)店員が共通してお客様に伝えたいことをまとめておこうかなと思います。

・小銭の手渡しやめて~

今はどこのお店でもトレーが置いてあると思うのであまり心配はいらないのですが
僕が働いていた店舗にはマジで1つもなかったので「ん!」って雨の日に傘を強引に渡してくるどっかのボウズみたいなお客様が一定数いらっしゃいました。

もちろん「手に触れたくない」という理由の人もいますが僕の場合はどちらかというと「小銭を同時に数えられない」というのがでかいですね。

例えばカウンターに小銭を置いていただけたら我々店員が商品を袋詰めしている間に横目で金額を数えることができるんですね。
なので袋をお客様にお渡しした後そのままレジ入力して精算、と効率が良くなるんです。「いちいち細け~」みたいに思うかもしれませんが、こちとらやることが大量に残ってるので少しでも時短できるところは意識してしまうのです。タイムイズマネー。

ただ、逆にアメリカでは手渡ししないととても失礼な態度になってしまうらしいですので気を付けてくださいね!

・電子マネー高速タッチやめて~

「え~合計で○○円になります」
を言い終わる前に財布を無言でカードリーダーに押し付けてるそこの君!ギルティ!
「えっでも大変そうだし会計をスムーズに済ませられるんじゃ?」という意見が聞こえてきそうですがそれだと1つ無駄なやり取りができてしまいます。

そのタッチされた電子マネー、レジ側からだと全く見えないので店員はそのカードがnanacoなのかsuicaやpasmoなのかQUIC Payなのか iDなのか全くわかりません。しかもそれぞれ支払い方法が異なるためレジ操作が同じではないのです。


なのでレジに渋滞ができているとたまに店員はお客様に確認をせず「nanaco賭け」に出るんですが、そこでお客様がかざしていたカードがsuicaだった場合通常の会計の2倍くらい時間がかかってしまうのです(まじで)


コンビニのレジは通常、店員とお客様をイライラさせるようにプログラミングしてあるのでこういったエラーが発生すると不快な音が鳴り始め、店員側の画面のタッチの反応がめちゃくちゃ悪くなります。お客様も何が起きたのか理解できずもう一度しっかりとタッチしようと力を込める。もちろんsuicaをタッチしているのにnanaco支払いを選択しているのでまたエラーがでる。


そのコンボにより店員が「やめろ!」と叫ぶまでエラーが出続ける、といったからくりです。

なので電子マネーでのお支払いの際は元気よく「nanacoで!」みたいに伝えてくださいね。それかしっかりカードをタッチする前に店員に見せる。ご協力お願いします。
ただしどや顔でカードの裏面を見せてくる人はやはり店員から半ギレで「それ何スカ?」と言われてしまいますので気を付けてください。

・揚げ物の「コレください」やめて~

ご存じの通り揚げ物の棚の窓は斜めになってて「これ!」と指をさされても、こちら側から見たら全く正しい位置を指させてないので何を取ればいいのか分かりません。

あと一度だけ「ファミチキください」ってにやけながら言われたこともあります。彼は今頃裁きにあっていることでしょう。

・家庭ごみをゴミ箱に入れて帰る客

即刻処罰する。

・陳列された商品の列を乱して後ろのほうから取るバカ

滅びよ。

☆得したこと

もちろん辛いことが無限に続くようなバイトではありません。これでも2年は働いたわけですから。僕がこの仕事を継続させられたのには大きく分けて2つの理由があります。

・廃棄弁当

まあ皆さんコンビニ弁当好きですよね。深夜は他の時間帯よりも圧倒的に廃棄が出るんです。つまり新商品だろうが、普段買わないような弁当だろうがなんでも選んで食べられるんです。
よく廃棄取ってすぐの新商品のことを「新鮮な廃棄」とか呼んでました。狂ってる。

なので友達と休日コンビニに寄ったとき弁当の味をほぼ把握してるので、いろいろプレゼンすることができます。
実際バラホビライターのrintarorisaが弁当どれにしようか迷ってた時アドバイスしたことあるし。

デメリットは、廃棄弁当をタダで食ってるのでコンビニ弁当にわざわざ金を出すことに抵抗を感じるようになってしまうことですね。

・雑誌が読める

これは僕がコンビニバイトを続けることができた一番の理由です。
最近ではどこも店内立ち読み禁止ですからね。
ただ店員は休憩時間棚から抜き取って読めちゃいます。

おかげで毎月欠かさず読んでましたね~「ちゃお」。
ただ、うちの店2冊ほどしか毎月入荷しないのでシフトの関係で僕が出勤する日までに売り切れになることが稀にあるんですよね。その度に「こんな店辞めてやる!」ってなってました。


ちなみに読んでたのはちゃお以外ありません。ちゃおは一冊で地獄を1か月乗り切るモチベ維持効果ありますからね。ちなみに好きな作品はなかむらさとみ先生の「ブラックアリス」です。

☆こんなことも経験しました

長くこの仕事していたのでヘンテコエピソードはいくつか経験しました。
紹介しますね。

・小ボケ老人

よく早朝に元気いっぱい「おはよー!」と入店してくる背の低い老人がいたのですが、早朝なので僕は疲れている時が多く「…っしゃいませ…」みたいに返してました。

その老人は元気ドリンクやおにぎりを毎回買っていくのですが、その日は肉まんを2つとピザまんを1つを注文しました。
ちょうど冬の始まりのような寒い日で最近肉まんの販売を開始したばかりだったので珍しく思ったのでしょう。


「肉まん2つとピザまん1つ、全部で3つですね~」と確認をし袋詰め、お会計に移ります。
老人はずっとnanacoを握りしめていたので僕は「お会計はnanacoでよろしいでしょうか」と確認する。
老人は驚いたように「違うよ!3個だよ!」と返答。

その日は特別疲れていたのでこんなしょーもないやり取りで爆笑したの覚えてます。落語みたいな話だし。ちなみに今は真顔で書いてます。


ほんと色んなお客さんがいらっしゃるのでそういう意味ではこの仕事、人間観察好きな人には飽きないかもしれないです。

仕事に慣れてくると脳内で「変人の訪れ」を願ったりもします。(いきなり商品棚をめちゃくちゃにして去っていく人とか)
まぁ疲れてぼーっとしちゃうので刺激が欲しくなるんです。

・深夜発狂婆

これは2つ目の店舗で経験した話です。

なぜかその日は深夜なのに激込み状態で、レジに列ができちゃってました。
同じシフトの先輩は奥で雑誌の作業をしていたのでソロでレジを回してた感じです。
僕はもうほとんど意識が飛びかけてる状態で白目をむきながら接客してたのですが、そこに1人買い物カゴいっぱいに商品を詰め込んだおばあさんがいらっしゃいました。

何事もなく袋詰めも終わり、合計金額を伝えたら老婆がひとこと
「これ、持てるかしら…」
何言ってんだこいつ…?俺に運べと言ってるのか?
ショート寸前の脳で余計な考え事をする余裕はもちろん無く1秒くらい停止した後、
「まぁ、重さはカゴよりかは軽いんじゃないですか」と返答。

そうするといきなり「袋を、分けろって、言ってんの!!!」と吠え散らかす。
よくよく袋を見てみると老婆は牛乳を2本お買い上げになっていた。

…あぁそういうことか。1つの袋に牛乳を2本入れちゃうと女の子には重すぎて持てないですからね。「初めからそうおっしゃって頂ければお早いかと。」

と脳内でいろいろ考えていたら「」の部分が口から出てしまった!
老婆は僕に「はいい!?」みたいに聞き返してくるが僕は無視を貫き通す。
しかもここで僕の馬鹿さが出てしまう。焦っていたのか新しい袋に牛乳を2本突っ込んだのだ。

それを見た老婆は「なぁんで、牛乳を分けないの!!」とまた雷を落とす。
それから詰めなおした袋を奪ってだらだら文句を言いながら店を出て行った。
なんか悔しかったので僕はこれまでにないほど良い姿勢で「ありがとうございました~!」と挨拶。
180cm以上の高身長が90°近く腰を曲げて挨拶をしたんだ、さぞ見ごたえのあるものだっただろう。

ちなみにその後に並んでいたお客さんたちは皆商品のバーコードを上に向けて出してくれた。優しいね。

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その他にも万引きされたこともあったり、「温めがなってない」と怒鳴られたりいろいろありました。
思い返してみると結構楽しかった?のかも。

☆おわりに

いろいろな事がありすぎて書けてないことも多いのですが、コンビニ店員のつらさを少しでも共有出来たらうれしいです。

今では海外からの留学生も多くコンビニで活躍していますが僕から見るととんでもなく素晴らしい方々だと思いますよ、ほんと。
異国の言語を使用してこんなつらい仕事をしているわけですから。

それに対して日本のお客様の目は厳しすぎると感じます。
僕はアメリカ留学の際いろいろなストアスタッフを見てきましたが、どこも明るくお客さんと会話しながらカウンターに寄りかかりながら接客をしていました。

文化の違いですので「日本もそうするべきだ!」とは言いませんが、さすがに低賃金のコンビニ店員に高級ホテル並みの接客態度を求めるのは違うと思います。
お互いが気持ちよく買い物、接客できる環境をつくっていきましょ。

daisuke

1998年4月生まれ。高校卒業後ウィチタへ短期語学留学。Santa Barbara City College在学中。趣味を増やすことが趣味の22歳。
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