部屋の本棚からお気に入りの漫画を紹介する

daisukeです。

突然ですが皆さん漫画読んでますか。
僕は読んでます。

読んでるといっても、最近は昔買ったものを読み返したり、お気に入りの漫画の続編を買いに行ったりするだけで
新しい作品を買ったりはしてないんですよね。

学生の頃はブックオフとか学校前のTSUTAYAにふらっと寄って色んな漫画の表紙買いを毎日のようにしてたんすけどね…。

主に僕は「短い漫画」が結構好きで、全10巻もないような作品や1巻完結の漫画をまとめて買って一気に読むのが好きでした。
お小遣いはほぼ全て漫画に使ってたと言っても過言ではありません。

さて、今回はそんな漫画買い漁り少年だった私のお気に入りの漫画をいくつか紹介してこうかなと思います。
いろんなジャンル読んでるので気になるものがあれば是非調べてみてくださいね。

☆1巻完結の漫画

『我らコンタクティ』

あらすじ

冴えない会社員の主人公、椎ノ木カナエは今の会社(主にハラスメント社長)に不満を持っていた。
「会社辞めちゃおっかな」と考えていたところに小学校時代の同級生、中平かずきと再会する。かずきはカナエのことを待っており、自宅の工場へ招くといきなり燃焼実験をして見せる。突然燃焼実験を見せられたカナエは困惑し、話を聞いてみるとどうやら彼はひとりでロケット開発をしているらしい。金になりそうな予感がしたカナエは会社を辞められるかもしれないと考える。

難しい話だけど読みやすい

ロケット開発の話なので専門用語など複数使われたりしてますが、ロケット開発に関してほぼ無知なカナエがいるおかげである程度かみ砕かれてわかりやすくなっています。

それとカナエの表情が豊かで読んでてとても楽しい
個人的に猫目のキャラが好きなのでそこもポイントが高いのですが、画像を見てもらえればわかる通り顔の表情がコロッコロ変わってますよね。めっちゃ可愛いよね。

「我らコンタクティ」は2017年の作品なので今も書店にあるのかは分かりませんが見つけた際は是非買ってみてくださいね。

ヒュ~イ~ ヒュ~イ~

『外天楼』

あらすじ

増築と改築が重なり迷路のような作りになっている奇妙な集合住宅、通称「外天楼」。
そんな外天楼を舞台に様々な話が展開していく。

SFミステリー漫画の傑作

この漫画を最初に読んだときは確か高校生だったんですけど、だいぶ衝撃を受けました
第1話は3人の少年らがエロ本を探し求めてあれこれする話、第2話では宇宙刑事、第3話ではロボット、、という感じで様々な短編が全9話収録されています。
フツーにギャグ漫画のショートショートとして楽しく読み始めたのに途中からなんか話が繋がっていって…。

衝撃のラストに向けて駆け抜けていくような伏線回収は圧巻です。
そしてひとつひとつの話が全て面白い。

桜場刑事が出てくる話が大好き。

そういえば最近、王様のブランチでニッチェの近藤さんがこの漫画を紹介したらしいですね。作者の石黒正数さんのTwitterで知りました。
テレビで紹介されるとみんな買っちゃうかもしれないから見つけたら即買いですぜ。

『ちーちゃんはちょっと足りない』

あらすじ

中学二年生のちーちゃんとナツはいつも何かが足りないと感じている。成績もイマイチ、お小遣いも少なく、恋人もいない。
そんな彼女たちはクラスの友達に支えられながら、不満や不安を抱えつつも平凡な日々を送っていた。
ところがある日、クラスで集金していた3000円が何者かによって盗まれるという事件が起きる。

読むのがだんだん苦しくなる

この話は正直言うと「また読もう!」とはならないです。少なくとも自分はね。時間を開けてからまた読み返したいかな。。今回この記事を書くにあたって約2年半ぶりに読み返したのですが、だいぶ胃がズキズキしました。

この作品は思春期の頃誰もが抱えていたであろう不満の数々を痛いほど見事に描き表しています。
主にこの作品もうひとりの主人公、ナツには共感できた人もいるのではないでしょうか。

「あの子は頭もよくて彼氏もいるのに…」
「うちなんか貧乏だから…」
「こんな生きづらいならあの子みたく不良になった方が楽だったのかな」

と他人と比較して劣等感を感じていくナツ。


僕はこの作者の阿部共実先生の作品が世界一好きなのですが、阿部先生の漫画は心の奥底にある人のあまり触れてほしくない部分をうま~く前に持ってきて物語に落とし込むのがめちゃくちゃうまいと思うんですよね。

そしてそれらを「ただ人を不快にさせるために描く」のではなく美しく漫画作品として完成させているというのが素晴らしい。

例えば鬱系・グロ系の映画作品でもただただ胸糞なだけ、グロいだけでは評価は高くならないはずです。作品全体のクオリティ(ストーリーや演出)が認められたうえでカテゴライズされて評価されるわけですからね。

この作品は表紙の画像にもある通り2015年の「このマンガがすごい!」オンナ編で第1位に選ばれています。
それだけ読者の心を掴む、共感を生む作品だという事なのでしょう。


☆2巻完結の漫画

『ぼくらのよあけ』

あらすじ

舞台は西暦2038年の日本。人工知能が発達しオートボットと呼ばれる家庭用世話役ロボットが実用化された世界のお話。
宇宙大好き小学四年生の主人公、沢渡悠真はある日、突如様子のおかしくなったオートボットのナナコを追いかけて団地の屋上へ向かう。おかしくなったナナコに声をかけてみると別の人工知能がナナコを乗っ取り語りかけてくるのだった。
どうやらその人工知能は28年前に地球外、はるか遠い宇宙からやってきた惑星探査機に搭載されていたものらしい。
その人工知能は悠真に宇宙に帰る手助けをしてほしいと依頼する。

人間とAI、少年少女たちの成長

ジャンルとしてはSFものだと思うのですが、この作品のテーマは人間関係にある思います。「惑星探査機を宇宙へ帰す」という大きなゴールを通して様々な人間ドラマが展開されていくのが見所。

クラス内で集団いじめにあっている少女、姉とうまくいかない少年、そしてナナコと悠真。
彼らの抱える問題、心情はひと夏の冒険を経て変化していきます。

学校、クラス、兄弟、家庭、、、そんなコミュニティーの中で「うまくいかない」「生きづらい」と感じている問題は宇宙という大きな問題と比べてしまえばちっぽけなものなんですよ。

「笑っちゃうよね。地球のなかでだってこんなに難しいのに」


展開としては王道。「ラストはこうなるのかな」と先読みをしながら読んでいましたが普通に感動しました。きれいなお話です。
漫画読んでウルっとするのは経験上あまり無かったのですがこれは正直泣きそうになりました。みんなにおすすめしたい作品。

『ボーイスカート』

あらすじ

高校の入学式。新しい教室、新しいクラスメート。右が女子の列で左が男子の列…のはずが主人公、越智裕也(おち ゆうや)の前の席には小柄な女の子が着席していた。(なぜ男子の列に女子が…?)と疑問に思う裕也だったが出席の時にその正体が明らかになる。和泉重光(いずみ しげみつ)、彼はなんと女子制服に身を包む男の娘だった。

変な扉が開きそうです。

いやぁ、これが、う~ん…男の娘ってやつなんですね…。
何で2巻で完結しちゃったんだろう。もっとずっと彼らの日常を見ていたかった。


なぜ重光はスカートを穿いているのか?
えぇもちろんそれには理由があるわけです。
とてもカッコいい理由がね・・・。
可愛すぎる男子、重光と彼のことが気になってしょうがない裕也の青春ドタバタラブコメディ。推していきたい。
普通のラブコメではもう満足できないそこのアナタ!読むしかないですよ!

『まじめな時間』

あらすじ

植村一紗、高校生。気が付くとと目の前には頭から血を流し道路で横たわる自分の姿が。
「なんだこれ…」
混乱している一紗の前に見知らぬ男が現れこう告げる。
「キミ、死んじゃったんだよ」

幽体からあの人に伝えるために・・・。幽霊大作戦!

一コマ目、幽霊になった一紗が目を覚ますシーンから始まります。不慮の事故でいきなり死んでしまった主人公が、成仏するまで周りの幽霊たちとこの世をウロウロする様子を描いた作品です。

自分は死んだにもかかわらず普通の生活を送るクラスメイト、一紗の死を受け入れられず様子がおかしくなる母親など、周囲の人たち描写がリアルでした。
確かに高校生だったら俺も絶対幽霊のまま教室とか行くと思う。

中盤辺りから霊力を感じることのできる女子が登場するのですが、その子をうまく利用してどうにかしてメッセージを送るという一紗の奮闘がとても面白いです。

幽霊側の言葉は生きた人間には届かないため動物を利用したり、強い怨念を出して気づかせたり、周りの幽霊たちと協力する様子は読んでてとても感動します。まるでスポーツの団体戦を見ているよう。

死後の世界の設定もすごく凝っていて世界観がとても好きでした。各々のキャラも立っていて好き。

『春になるとウズウズしちゃう』

あらすじ

ここは全寮制ウェイストランズ学園。
花も恥じらう乙女たちの、カオスでキュートな青春ハイスクール4コマ!

クールなタッチで描かれる美少女ギャグ4コマ

この表紙なかなかお洒落ですよね~。これクリアカバーになってるんですよ。
外してみるとこんな感じ☟

内容はほぼ暴走ギャグ全振りって感じです。
くだらない内容のも、理解不能なものもあるけれど登場人物のキャラがどれも個性的で全く退屈しません。
暴力表現が結構多いので一応注意ですかね?まあギャグの方が強めなのでそこまで気になりはしませんが。

みんなかわいいし狂ってて大好き。
サクッと脳をカラにして狂気を摂取したい方におすすめです。

『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』

あらすじ

中学生の山田なぎさは、一刻も早く社会に出てお金という「実弾」(=現実を生き抜くために必要なもの)を手にするべく自衛官を志望していた。
ある日なぎさのクラスに美少女の転校生がやってくる。
「海野藻屑です。ぼくはですね、人魚なんです。」
彼女は嘘つきで残酷であり、現実主義者のなぎさとは正反対の性格であったが、どこか魅力的な藻屑と絡んでいくなぎさは次第に彼女と親しくなっていく。

二人の少女の爽やかな青春暗黒ミステリー

この作品はもともと小説で知りました。初めて読んだときに衝撃を受け、そのまま漫画版を買いました。
内容は結構ダークです
主人公のなぎさは家が貧乏、兄は引きこもりという事もあり、「生きるために必要なものを求める」というあらすじの通りの現実主義者な性格をしています。
一方で転校してきた夢想家な性格の藻屑は藻屑で体に痣があったり、ショッピング中に父親に怒鳴られたりとなにやらワケアリな家庭の様子。

現実に直接影響を与えるもの、生活に打ち込む本物の力を「実弾」と形容する山田なぎさは、藻屑の非現実的で電波ちゃんな部分を「砂糖菓子の弾丸」と比喩します。
なぎさの求める実弾とは異なり世の中になんの影響も与えない、実体のない空想的な弾丸だという事ですね。これがタイトルの意味。

小説が原作という事もあり、とても読みごたえのある作品なのですが、ネタバレを避けるために物語内容の方はあまり詳しくは書かないことにします。

この作品はアメリカ留学から帰ってきてすぐの冬ごろにコメダ珈琲で小説版を一気読みした記憶があります。それなのに今でも頭の中で思い出すと作品の舞台の夏の風景や匂いが思い起こされるんですよね。
それくらい物語の世界にどっぷり浸かれるおもしろさなので是非漫画版、もしくは小説版読んでみてください。

漫画版はページの外側にピンク、青の色がついててかわいいですよ。

『月曜日の友達』

あらすじ

元気いっぱいわんぱく少女、水谷茜は中学1年生。中学生になったばかりでまだ小学生気分の抜けない水谷は周囲から浮いていると感じ始める。放課後の草野球に誘っても「もう中学生だから」と塾に通い始める友達、部活で忙しくなり来れない友達。また慣れない中学校の日々が始まる。友達と遊びも運動もできない。
「私は月曜日が嫌いだ。」
夜中に家を飛び出した水谷は夜の学校で不思議な雰囲気を醸し出す同級生、月野透と出会う。

月曜日の約束、二人の美しい青春ストーリー

先ほど紹介した「ちーちゃんはちょっと足りない」と同じ作者、阿部共実さんの漫画です。

こちらは黒い部分のある「ちーちゃん」とはまた違い、ため息の出るほど美しく、その世界観に惹き込まれるような青春物語です。
第1話の好きなシーンを少し紹介します。

「もう中学生なんだから…」「お姉ちゃんを見習って…」

変化していく環境についていけず、ひとり大人になれない水谷は自分の居場所を見つけることができなくなり夜中にひとり家を飛び出してしまう。
そこでたまたま夜の学校で遭遇した月野に向かって溜まっていた鬱憤をすべて吐き出す。
それに対し月野は答える。

月野自身も学校では浮いた存在であり、周りからは「変な人」「要注意人物」などと言われていた。水谷も彼に関するよくない噂は少し聞いていた。

水谷と違い月野はもともと周りの人たちと自分を比較なんてしていない。変でも別にいいと思っているので周囲の環境が変わろうが窮屈にも感じない。月野だけが水谷を肯定してくれる。

月野は夜中の学校で何をしていたのかというと、自分の持っている超能力を研究していたそうだ。(一番子どもじゃないか)
そんな月野は超能力の研究には水谷が必要だと言う。

夜中に奇妙な研究を無邪気にする月野を見て水谷は「クラスで浮いたもの同士」「大人にならないもの同士」の共通点を見出し仲間意識を持つようになる。

こうして毎週月曜日、二人は誰にも内緒で夜の学校で会う約束をすることになる。

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やはり阿部先生の漫画はポップで独特なタッチ×詩的な言葉センスがハマる。
読書をしながら頭の中でその情景、キャラの心情を思い描くことってありますよね。
独特な表現をする作家さんなんかは、読みながらその文章の作り出す世界の深いところまで惹き込まれます。

そんな表現を漫画作品に散りばめることでキャラクターの見ている風景、心情をディープに共有させてくれます。上の画像は水谷が月野の瞳の美しさに見惚れるシーン。
このコマで彼女の目に映っているもの、彼女が今感じているものを私たちがそのまま感じ取れてしまいそうです。


そしてこの作品はあの「東京喰種√A」のED曲「季節は次々死んでいく」でおなじみ「amazarashi」さんが主題歌を書き下ろしたことでも話題になりました。
作者の阿部先生がamazarashiファンで、amazarashiの秋田ひろむさんも阿部先生の漫画が好きで…という奇跡のタイアップ曲。

響く歌詞と幻想的な歌声でとても素晴らしい曲です。そして漫画のコマが使われたPVがほんと綺麗。マジで見てください。

☆おわりに

どうでしたか。気になる作品、知ってる作品、ありましたでしょうかね。
本当は候補にあと7作品はあったんですけど、書き上げるのに時間がかかりそうなのでまた次の機会にでもまとめようかなと思ってます。

この記事書いてたらまた漫画熱が再発してきちゃって、この前一気に15冊くらい買ってきちゃったんですよね(笑)

「最近は新しいの読んでないです~」みたいなことを最初の方に書きましたが今はめちゃめちゃ買って積んであるのでまたしばらくはずっと積み漫画消化の日々になりそうです。

では、また時間があれば次は短編だけでなく3巻以上の漫画も紹介出来たらなと考えてるので、お楽しみに~。

daisuke

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1998年4月生まれ。高校卒業後にウィチタ、サンタバーバラへ短期語学留学。趣味を増やすことが趣味の22歳。
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