こんにちは!!
私のお気に入りアニメを、これ面白いから観てくれよ!という気軽な思いで着の身着のまま紹介しようと思います。
今回はYouTubeで観られる短編アニメの話。
『ビー&パピーキャット』
(Bee and PuppyCat)
公開日:2014年11月7日(本編第1話)
制作:ナターシャ・アレグリ
あらすじ
勤務先をクビになったビーのもとに猫(犬?)のパピーキャットが落ちてきた。
仕事が無くてお金も無いビーと、生意気だけど結構良い奴、パピーキャットの不思議な生活が幕を開ける。
アドベンチャータイムの制作にも携わったナターシャ・アレグリによる短編シリーズ。
YouTubeの「CartoonHangover」というチャンネルで配信されており、1話約5分~10分程で全10話なので気軽に観られます。
キャラクター
ビー
冒頭から無職生活を余儀なくされる主人公。本編だとパイロット版よりむちむちフォルムで可愛い。
食べることと『プリティー・パトリック』というテレビシリーズを観ることが好きです。
水が嫌い。大嫌い。
パピーキャット
文無しビーの救世主。翻訳での一人称は「俺」
小太りかつ足が遅く、見た目もぼてっとしてて可愛らしい。でも性格は結構図々しくて生意気です。
ビーと同じく『プリティー・パトリック』のファン。
声はボーカロイドの「Oliver(オリバー)」がそのまま使われており、字幕がないと聞き取り不可能な単語で喋る。
他にもキュートな主要キャラが沢山出てきますが基本はこの2人。
可愛いビーとパピーキャットをにこにこ観ていれば1時間なんてあっという間!
個人的にはカルダモンという、こちらもハチャメチャ可愛い男の子が出てくるので是非注目して見て頂きたい。
幼いながらにビー達の家主を務める立派な子です。
見所
もう、とにかく可愛い。kawaii。
観ていてふわふわ癒される、わたあめのような、宝石箱のような世界観がとても素敵です。
音楽もゆったり落ち着く雰囲気の中にキラキラした“可愛い”が詰まってて作品の空気にピッタリ。
そしてこちら。パイロット版ではこのシーンに惹かれた人も多いかと思います。
幼少期、セボンスターを買い集めてはニヤニヤしていた私のツボというツボを刺激するレインボーっぷり。
例えるならセーラームーンのような、あのカラフルさが好きな方は是非観てほしいこの!色!色!色!キラキラ!かわいすぎる………
ピンクの主線はユメカワオタクのハートをぶち抜くと思うんだけどどうだろう。
もちろん『ビー&パピーキャット』の魅力は映像や世界観の良さに限りません。ストーリーも良いんだこれが…
まずビーとパピーキャットの生活模様。
あらゆる場面でお金が必要になる2人はちゃんと(?)バイトをするんですけど、その方法がまたファンタジーで。
パピーキャットの首にある鈴を鳴らすと仕事を依頼する手紙が出てきて、その手紙を元に制服に変身して依頼先の惑星へ赴くというもの。
そして仕事の成果に応じて給料がもらえます。
作中様々な惑星へ行くことになり、以前記事にした『ミッドナイト・ゴスペル』も主人公が毎回違う惑星へ行くものでした。
違うのは『ビー&パピーキャット』の方が魔法少女チックで“可愛い”の要素が強いところですかね。内容も難しすぎないのでこちらの方が取っ付きやすい印象。
基本はこのようにバイトをしつつ他のキャラクター達と和気あいあい、ほのぼのとした日常をおくるビーとパピーキャットを見守る優しいストーリーです。
が、途中からラストにかけては要所要所でなかなかシリアスな展開が顔を出し始めます。
ネタバレになるので詳しくは説明出来ませんが、キャラクターそれぞれに悩みや秘密があってそこにフォーカスするシーンがどれもこれも切ないったらないんです。リアルな悩みからお前マジか!?みたいな秘密まで勢揃い。皆幸せになってほしい……
このウキウキファンタジーとシリアスの高低差は流石アドベンチャータイムの制作に関わっているだけあり絶妙なバランスです。
キラキラ可愛い映像にちょっと切ないストーリー展開とか、そういうギャップある作品が好きな方…多いんじゃないでしょうか。私は好きです。
詳しい展開を言いたくて言いたくて仕方ないですが観てもらいたいのでここまでにします。
ちなみに私はラストのビーとパピーキャットの会話で泣きました。
まとめ
『ビー&パピーキャット』の不思議な魅力にとりつかれてください。そしてそのまま虜になって欲しい。
読んでくださりありがとうございました。