最近東京スカイツリーの真下に引っ越した。
観光地なだけあって家の近くに全て揃っていて最高なんだけど
観光ウキウキショッピング代+引っ越し代で貯金の減り方が大変なことになっている。火の車どころじゃない。実家帰ろうかな。
しかしやはり念願のマイルームということもあり、自分好みのレイアウトでのんびりできる空間が手に入ったのはデカすぎる。今までは窓のない5畳の暗闇に押し込まれてたんだぞ。ハリーポッターの最初か?
俺が出てった今ではトイプードル専用の部屋になってるらしい。よかったね。
新居の居心地はというと、コレがビックリするほど良い。
人の家で遊ぶのが嫌いな10年来の友人もすでに3回ほど遊びに来て毎回終電で帰ってるくらいには神居心地。ちなみに今日もこの後三軒茶屋からバトエン持って遊びに来るらしい。いい歳して三軒茶屋からバトエン持って遊びに来るなよ。
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そういえば先日こんな本を見つけた。
和希沙也『占い×探偵』
いわゆる児童書ってやつですね。
ちょうど「占い」と「探偵」という俺の好きな要素が含まれていたので読んでみた。
あらすじ
品川動物園から、日中友好の証、パンダが誘拐された。悪いことに、中国からの国賓の来日が明日に迫っている。解決までの時間はない。報告を受けた総理大臣・立花和彦は、かつて国難をすくった占い師、早乙女幸を思い出した。秘書をつとめる息子・翔とともに早乙女家に向かった総理だが…。天才的占い師・早乙女希と、IQ200の天才・立花翔。14歳の2人がコンビを組んで難事件に挑む、本格推理小説。タレント和希沙也、推理小説デビュー作品。
パッと見ぶ厚い本だけど児童用なので文字が巨大で小1時間くらいで読み終わった。挿絵もかわいくて凄い和んだし、集中して読んでるうちに脳が小学生になりそうだった。あと、漢字にもふりがなが付いていたので、よみやすかったです。
ところでこの占い師の女の子、なんと占いの的中率60%らしい。『ダンガンロンパ』に登場する超高校級の占い師が「俺の占いは三割当たる!」と言っているのを考えるとほぼ超能力者レベルである。これでまだ見習いだというから恐ろしい。
作中に出てきた占いはパワーストーンを使ったオリジナルで、理屈などはほぼ無く自分にしか視えない特殊なオーラの色で結果を読み取るというものだった。やっぱ超能力じゃねえか。
俺も占いを極めたらオーラ見えたりするのかな。タロットだから絵柄見えれば充分なんだけどさ。
そんで相方の男の子、IQ200の大統領秘書て。
『アルジャーノンに花束を』のチャーリイは脳手術を受けて一時的に天才になったがそれでもIQは185だった。2人して怪物レベルである。おまけにこの中学生、銃を持ったヤクザ2人相手に古武術でボコボコにしてた。演舞テニスの日吉が泣いてるぞ。
そして彼は特に探偵として活動しているというわけではなく、単純に頭がいい超人というシンプルなキャラクターだった。
「IQ200」と聞いて、ふと自分のIQがどんなもんなのか調べたくなった。
サクッと診断できるサイトとかないんかな~とググってみると「たった17問でおおよそのIQ測れますよ」っていうサイトを見つけたのでトライしてみることに。
※ここから出来ます☞ IQテスト
結果、
推定IQ値125!
…ってどのくらいだ?
え~と、なになに?
「あなたの頭脳は、おそらく並より上ですよ。せっかくの頭なのですから、もっと頭を使いましょう。」
え、怒られてる?
でも並よりは上らしいので自信は持っていこうと思う。
簡単にIQの測定ができるサイトは色々あるっぽいので、流れで他にもササっとやってみる。ひとつのサイトの結果だけで判断するのは偏りがあるからね。
今度はこちらのサイト☞簡単IQテスト
これで全然違う数値出されたらどうしよう。
結果、
おい!
時間返せ!
ピコピコ解いて「結果」ポチッ
☟
「 測 定 不 可 」ドンッ! じゃねえんだよ。
そんで「もしやアインシュタインなのでは…?」ってなんだ。コメントのIQ低すぎだろうが!
やはりもう少ししっかりとしたサイトで受けなきゃダメだと思っているとそれっぽいサイトを見つける。
なんと設問が40問もあり国別での平均スコアまで算出してるらしい。
めんどくせ~けどやってみっか~。
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そして30分後、全問解き終わって最終スコアのページに行く。
え~となになに?
「スコアが欲しけりゃ8ドル払いな」…だと?
頭を抱える。
どいつもこいつもコケにしやがって…
「皆さんが遊びで受けないように結果表示に料金を取っている」
「その分正確な数値が出ますよ」
みたいなことが書いてある。うまくできてるね…。
30分かけて頑張って解いたし記事のネタにしたかったので泣く泣く8ドル払うことに。
結果、
「IQ117!」
別サイトでは125だったが誤差の範囲か。
「地球上で賢い15% の人々の中に属します。論理的結論を引き出す能力は平均以上です。」
あ、やっぱり?(^ ^)
そんな気はしてたんだよね(^。^)
でもこれはなるほど確かに「受験者の平均スコア」と「平均タイム」までグラフでしっかり出してくれるので「正確」と言われればちょっと信憑性あるかもしれない。【こんにちは、アインシュタイン!】とか言ってこないし。
みんなも8ドル払ってやってみよう!☞ IQテスト
そしてここまでやってみて中学生探偵くんの凄さが分かった。200ってなんだよお前。いい加減にしろ。
そしてこの少年、探偵ではないが作中でも”良い観察眼”を持っているのは見て取れる。さすが高IQ。
「そのスーツ、量販店ではなくブランドものですね?一般的な二十代男性にとっては少々値がはるもののはずです。それと、ちょっと香水の匂いがしました。常識的に考えれば、それは捜査中の刑事がつけるものじゃない。そして事件が起きたのは夜。つまり、小宮山さんは女性とデートしているところを呼び出された。そう考えるのが妥当でしょう」(p100)
こんな事を中2の小童が警察の前で言ってきたら何も言い返せなくて強めにひっぱたくと思う。
でもこのシーンで不審に思う警察に対して頭の良さを見せつけ、捜査協力をしてもらえることになる。カッコイイね。
「観察眼」といえば探偵や警察には大切なスキル。
俺も探偵事務所で働くって決まった時は「変声機とか小型麻酔銃使ってバリバリ事件解決するぞ〜」とか「推理して犯人見つけるぞ〜」とか空想してたので無駄に観察眼を鍛えたりしてた。(実際の仕事は体力勝負の尾行調査メインなので海外留学に合わせて辞めた)
ちょうど最近、そこで鍛えた「観察眼」や、「空想力」「推理力」が活きた出来事があった。
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大学時代の友人とサシ飲みで都内をうろついてた時、友人が何となく見つけたクラブに入った。
2000円ちょっとで2ドリンクまで無料、閉店まで会場出入り自由という何とも入り易そうな場所だった。
クラブなんか普段行かないので恐る恐る…という感じだったが、友人は最近「大失恋」をしていたため踊って忘れたい気分だったのかもしれない、と思い一緒に入ってあげることに。
まだ夜もそんな遅くなかったので客数もそこまで多くはなく、イメージしていたよりもギュウギュウではなかった。
俺はこういうノリノリの場でもはっちゃけることができない陰キャなので、友人に「踊ってきな」とだけ言って後ろのカウンターでドリンクを飲んでいた。いい子でも見つけて仲良くなって来い。
しばらく踊り狂う人々を見ながらひとりで飲んでいると、1人の女が近づいてきた。
女「かんぱ~い」
なんだコイツ…?誰だ…?
周りを見渡してみても明らかに自分に向けて放っているであろうその言葉にとりあえず「乾杯〜」とグラスをぶつけておく。
見た目は20代前半、ボーダー模様のシャツを着ていて別に露出は多くない。
インカム等を着けていないのを見るとスタッフではなさそうだ。
女「1人で飲んでるんですか~?」
俺「いや、ツレはあそこでチンパンジーみたいに舞ってます」
女「あ~笑」
俺「お姉さんこそ1人で来たんですか」
女「もともと2人だったんですけど、お友達がさっき潰れちゃって、家に帰したんで1人になっちゃったんですよ」
俺「なるほど~」
ふと時計を見る。21時半。
こんな時間に潰れる~?クラブに来るような人が~?
なんとな~く怪しく感じてしまうのは無駄に警戒心が強い、ノれない陰キャだからだろうけどいったん距離を置こうと思った。
あと周りの客に比べて明らかに造形が違う「綺麗な人」なのが問題である。基本こういうタイプは単独行動しない。
俺「俺たち今日は夕方からずっと飲み歩いててやばいんすよね。ちとトイレ行ってきていいすか?」
と、テキトーな事言っていったん離れる。まあ夕方から飲み歩いてるのは本当だけど。
ちょうどそこの男性用トイレは本会場から死角になっており、爆音の会場から逃げて休憩してる人がちらほらいた。
そこでトイレの近くの客に「並んでますか?」と声をかけてみる。その客は「いや、酔いを冷ましてただけ」との事だった。相手もお酒が入っていたし軽くコミュニケーションをとってみる。
俺「ここよく来るんですか?」
客「まあ、何回か来てるよ」
俺「俺今日初めてなんですけど、こんな地下にクラブあるのなんか知らなかったっす」
客「隠れ家みたいだけど入りやすくていいよな」
そんでさりげなく聞いてみる。
俺「あそこのしましま模様の服着てる女の子って店員さん?」
首を出してジッと眺める客。
客「い~や…スタッフじゃないとは思うけど…前も見たことある気がする…可愛いな」
俺「ちとあそこのカウンタースタッフに聞いてきてもらっていいすか?なんか俺さっき声かけられて怪しくて笑」
客「え、まじ笑」
その客はおもしろがってくれたみたいで聞きに行ってくれた。
少し経ってから帰ってきて、
客「聞いてきた!『あ~あの子狙ってんならやめときな、たまにうちにヘルプ入ってくれる子だから』だって!」
店とグルじゃねえか!
その客にお礼を言ってそのまま友人と合流。そのことを話すと、
友人「あ、さっきその子にウォッカ飲まされてお酒奢ったわ!ガハハ」
としっかり釣られてた。
結局俺たちはその日終電を逃すくらいぶらぶらしてたんだけど、深夜1時くらいにまたそのクラブの前を通りかかってみるとあの女がおっさん客と大モメしてた。コワ~
冷静な観察眼と調査力に救われたぜ。
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「占い」も「探偵」も自分を構成する要素の中に含まれているけど、そのおかげで常に斜に構える人格が出来上がってしまった。
それこそ占いに関して自分はそこまで信じていないのが実際のところだ。
学生時代からやっている「タロット占い」も「カードゲーム」や「心理ゲーム」の延長線上として始めた。
もちろん「占いは嘘だ!」と言っているわけではなく、自分の場合は心理的効果やリーディング術を駆使したいわゆる「トリックの種」の部分を考えずにはいられない、というだけだ。
ひねくれた性格だと占いも手放しで楽しめないので、そのトリックを駆使して自分でも占う側をやってみようと思ったわけだね。我ながらキモ過ぎる。
占いで言うと、最近話題のニュースがあったね。
某有名俳優が大麻所持の疑いで逮捕されて、以前占い師が番組内で「逮捕される」「裁判の星が入っている」とコメントしていたらしい。
なるほど凄い。ピッタリ当てちゃった。
このニュースを見た人たちは「この人の占いは当たる!」と信頼するだろう。実際凄い。
でも俺レベルのシャカマオタク(斜に構えたオタクの意)からすればこうも考えられる。
「番組内で占うゲストの下調べは毎回行っているとして、そこで大麻に関する情報を事前に掴んでいた」
※あくまで可能性の話!普通に妄想なので誤解しないでね!
以前もどっかの記事で書いた気がするが、テレビで活躍する占い師が芸能人を占う事は一般人を占うよりも遥かに簡単なのは事実。
理由は芸能界での横のつながりを利用すれば大量の情報が手に入る、もしくは仕事運などの未来も(しようと思えば)操作できるから。
一般の人を占うときもバックに探偵でもつけて「素行調査」しておけば楽勝だろうね。
ワーオ、さっきから別々に話していた「占い師」と「探偵」は意外と密接な関係だったり?
探偵も芸能関係者も守秘義務はあるけど平気で情報漏れるからな…。人の口に戸は立てられないね。
ちなみにさっき登場した、クラブに行った友人もテレビ局勤務だし、芸能マネージャーの知り合いともよく飲みに行く。
別に彼らがバンバン情報を漏らすわけではないが、一般人の俺でもやろうと思えば情報を手に入れることは容易いということだ。少なくとも機会はあるし。
実際、このように「予め対象者の情報を得ておくことで信頼を得る」というテクニックは存在する。霊感商法や詐欺でもよく使われるがこれを『ホットリーディング』という。
以前、俺もタロット占いで使用したことがあるがとてもうまくいった。
その人は「あ、当たってる!なんでわかるの…」と感動を通り越して恐怖してた。シンプルに昔本人の口から聞いてたことをあたかも今占いで導き出したかのように見せただけなんだけど、本人は俺に言っていたことを忘れていたらしい。
あんまりこういうエンタメとして成立していることを解剖していくとつまらなくなってしまうし、妄想を垂れ流していても恥ずかしいのでこの辺で辞めておきます。
陰謀論者とやってる事あんま変わらない気がしてきた。
怪しい女やインターネットの情報に踊らされない為にも何が本当で何が嘘か見抜く警戒の眼を持つってのも必要だと思う。
この日記に書いてあることだって、全て真実とは限らないので1度立ち止まって冷静に判断しながら良きインターネットライフをお過ごしください。
俺は自慢のIQ117(地球上の上位15%の頭!w)を鍛えて総理大臣秘書 兼 オーラの視える超人占い師を目指して頑張ります。
それとみんなも『占い×探偵』読もうね!
エピローグで占いを信じてなかった翔くんが希ちゃんに言ったセリフ大好きです。
daisuke
(地球上の上位15%ってスゴいのか…?)
(・。・;)
もちろんです!私は https://iqjp.org で提供されているIQテストを試してみましたが、非常に興味深かったです。新しい知識を得ることができて、とても刺激的でした。他にもおすすめのテストや活動があれば教えていただけると嬉しいです。ありがとう!